- 2012-02-01 Wed
- kotoriのつぶやき
何かいいアイディアが浮かんだ時や、
やる気が体に満ち満ちていて、
「よーし! やったるで!!」
って思うときって、
ついつい 「決意表明」したくなる。
私もよくやってしまう。
「お母さん今年はさ、春までに ダルンダルンの二の腕をどうにかするからさ!」
「今年は頑張って何か資格でも取ってみようかな。勉強しろって言うのだけじゃ言葉に重みがないもんね」
などなど、あとから思い出すとこっぱずかしくなるような表明を
何度も何度も懲りずにしたもんだ。
ただ、歳をとるというのは素敵なもので、
何度も同じ経験をしていると、さすがに懲りる。
言うだけで実行できない自分を恥じる。
だから、「大風呂敷」を広げないで済んでいるわけです、最近は。
ただ、まだそこまでの域に達していない青い息子、タク。
広げまくります、大風呂敷。
「ボクはさ、将来社長になろうと思うんだよ」
「明日らか勉強するから、見てて!」
そういえば、気象予報士の勉強をするっていってた時もあったっけ(遠い目
風呂敷を広げた本人は、そんなことをすっかり忘れている様子なので、
時々ちくちくと思い出させてやる。
「社長になったら お母さん専用のアウディを買ってね」とか、
「明日の天気、うちに気象予報士がいたらすぐわかって便利だったのになぁ」とか。
でも、それも(私の広げる風呂敷)これも(タクが広げる風呂敷)、
害という害は特にないと思われ。
タクがどの範囲まで風呂敷を広げてるかは知らないけれど、
実行できなくてもそれは他人に迷惑がかかるわけじゃないし、
「あぁ、また言ってら」
と、信用度が下がる程度。
信用がなくなるのが嫌なら、できもしないことを口に出さないように注意すればいいわけで。
ところが、人に迷惑をかける大風呂敷を広げる人には困ったもの。
私よりも1つ年上で、
もうそろそろ、いやいい加減、
「自分がその風呂敷をたためるか、たためないか」
を、見極めて欲しい人がいる。
しかもその大風呂敷には 必ず私やうちの子供たちが巻き込まれるハメになる。
今までも何度もそのたたまれることのない大風呂敷に飲み込まれてきた。
例えば・・・
以前ゲンが習っていた習い事のコーチが還暦を迎えるにあたり、
ちょっとした食事会を開こうということになった。
私はそれだけで十分だと思うのに、
その人が突然、
「子供たちみんなで 色紙に寄せ書きをしようよ! コーチがきっと喜ぶから!!」
と言いだした。
でもそれはあくまでもその人のイメージの世界だけの話。
実際のコーチは、
以前チームみんなで買ってプレゼントしたジャージ(名前の刺しゅう入り)を、
ただの一度も袖を通してくれないような人だった。
理由は
「色が好きじゃないから」。
プレゼントを渡したときだって、
「あ、はいはい、ありがとうございます」
と言って、中を見もせずにバッグにしまわれてしまって、
慌てて発起人の大風呂敷さんが、中を確認させたほど。
それに子供たちはみな揃いも揃って「今どきの子」。
癖はないけど、なんとうか・・・みんなしれ〜っとしていて、
コーチに心から感謝しているようには見えない。
もし色紙をまわしたとしても、
最初の子が
「いつもありがとうございます」
と書いたら、
次の子から全員、同じ言葉を書くことが簡単に想像できてしまう(苦笑
にもかかわらず、大風呂敷さんの暴走は止まらない。
「そうだ! ゲン君は絵がうまいんだから、色紙に絵をかいてよ!!」
「えぇぇぇ!?」
突然の無茶ぶりに、大風呂敷さんを二度見するゲン。
「何を書いたらいいかわからないもん・・・」
そう言ってやんわり断ろうとするゲンに、
「なんでもいいんだよ、ゲン君の好きな絵で」
と、容赦ない大風呂敷さん。
ちょうどそのとき、ゲンが家でよくポケモンの絵を描いていたので、
「じゃぁ・・・ポケモンの絵でも描こうかな・・・」
とつぶやいたら、
「ポケモンはダメだよ! そうだな、ゴールする瞬間の絵がいいんじゃない?」
何でもいいと言いつつ、頭の中ではしっかり構想ができている大風呂敷さん。
で、大風呂敷さんが大風呂敷さんと呼ばれるゆえん。
あれだけ大風呂敷を広げておいて、ゲンをビビらせるだけビビらせておいて
(事実、言われてから数日間、ゲンは憂鬱になっていた)
「色紙を買ってきてゲン君に渡すからね!」
と脅し(笑)までかけておいて、結局話はそれっきり。
当日まで、色紙のしの字まで出てこなかった。
これはまだいい方。
学校のイベントで、大風呂敷さんの娘がピアノを弾くから、
ゲンにバイオリンを弾くようにという大風呂敷さんからの
曲は「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」。
もちろん、ゲンは弾いたことがない曲。
そういう目立つというか、
バイオリンの発表会以外でバイオリンを絶対に弾きたくないゲン。
その時も嫌がって嫌がって嫌がって、
泣いてふてくされて抵抗して・・・
と、そりゃもう大変だった。
それをなんとか説き伏せて、
最終的には恫喝して練習をさせた。
私だけではどうにもならなかったので、
バイオリンのレッスンの時にも一か月近くレッスンをつけてもらった。
なのに。
間近になったらピアノと合わせようだなんだ言っていたのに、
一週間前になったら
「やっぱり無理だ〜。 うちの子、発表会だなんだって忙しくて」
だって。
なんだかな〜と思ったけど、
まぁ練習は無駄にはならないし、教本以外の曲を練習するのも楽しかったからいいか、
と割り切った。
その1年後。
性懲りもなく、また同じイベントの話を持ってきた。
全力で抵抗するゲン。
今回ばかりはもう絶対に首を縦に振らないだろうと断言できるほどの抵抗。
前回のこともあるし、またドタキャンするかもな〜と思いつつも、
実際にやることになった場合、慌てて練習させるのも嫌だし。
仕方なく、タクに話を振ってみる。
でも当然ながら却下。
そりゃそうだ、小学校のイベントだもの。
でも、せっかくバイオリンを習っているっていうのに、
この二人の嫌がりよう・・・
別の意味で腹が立ってきて、
「そんなに人前で弾くのが嫌ならやめれば? 習ってたって、家で弾くだけじゃ意味ないじゃん!」
と逆切れ。
子供たちにとってはいい迷惑(苦笑
ところが根がやさしいタク。
あとになって、
「ボクでよければ弾くよ」
と言ってきてくれた。
今回の曲は、朝の連続テレビ小説の主題歌だった 「ひまわり」。
短い曲だし、なんとかなるかな〜とも思った。
大風呂敷さんが楽譜を持っているから渡すね!
とのことだったので待つ。
待つ。
待つ。
半年後。
「ねぇ、ゲン。 明日だよね? 学校の音楽イベント?」
「ふふふっ、そういえばそうだねw」
後日聞いた言い訳によると、
「うちの娘(ピアノを弾く予定だった子)が部活になっちゃったから・・・」
とのこと。
またまたまた、巻かれてしまった大風呂敷。
本当に・・・
もういい年なんだから、いい加減みっともないことに気付いてほしい。
人を巻き込むなんて、
タクよりずっとタチが悪いって!
こういう人の特徴として、
やんわりと断っているのに、それが全く通じないところ。
例えば、
「うちにご飯食べにおいでよ!」と言われ、行きたくない私。
「もうご飯作っちゃったから」
「明日食べればいいじゃん!」
「明日は明日でもう食材があるから」
「そんなの冷凍しちゃえばいいじゃん!」
「でもオットも帰ってくるし」
「じゃぁ旦那さんもつれてきちゃえばいいじゃん!!」
こういう感じ。
最近では、
抗うのに疲れ切ってしまい、だったら行っちゃったほうが楽!
という選択肢になりつつある・・・
たたみきれない大風呂敷の広げ方にご注意を。
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