ことりログ

日々のつぶやきをつらつらと

In one of the stars I shall be living. In one of them I shall be laughing. And so it will be as if all the stars will be laughing when you look at the sky at night.

なぜか新しい楽譜をもらってきたタク

8


「6月でバイオリンを辞める」
と言っていたタク。


あ、「言っていた」 と過去形になっていますが、今もそのつもりです。
本人はもうすっかり バイオリンを続けていく糸 みたいなものがぷっつり切れました。



長年続けてきたバイオリンをタクがやめることは、私にとっても非常に辛い事で 受け入れがたい事でもあったのですが、最近ではもう
「タクはバイオリンを辞める」
という事実がすっかりなじんでしまいました。


悲しいけれど仕方がないです。
切れてしまったものを、再びつなげようというのも無理な話。
何より、「バイオリンを辞める」 というのは本人の意思。


プライドの高いタクですから、昨年末の発表会での失敗が相当こたえたのだと思います。



確かに・・・ありゃこたえるわな^^;
私もオットも、発表会当日に封印しました。今でもその封印は解かれていません。
というか、あまりのことだったので触れる勇気がこの私にすらありません。


あれから半年たち、私ならそのことに関していじり倒してもいい頃なのですが、
正直、 「洒落にならない」 です。
それくらい、あの演奏はひどかった。


だから、あの発表会がきっかけで、バイオリンを辞めようと思った気持ち、実はよくわかるんです。
あの演奏じゃね、そりゃ辞めたくなります。



もちろん、すべてはタクの準備不足が招いた結果です。
夏からずっと準備していたのだから、「練習する暇がなかった」 とは言わせません。


とてもむずかしい大曲ではあったものの、プロである先生が
「タク君なら弾ける」
と選んでくれた曲。


その期待に沿う努力はしなきゃいけなかったのです。


でもタクの考えは甘かった。
自分の実力・曲のボリュームを読み違えていました。


本人は読み違えていても、私は読み違えていません。

このままじゃ最後まで弾けないよ
今この程度じゃ、本番では難しいよ
恥をかきたくないならもっと必死になりなさい


約半年の間、こんな言葉を散々言ってきました。
夏休み前に曲をもらえたのだから、夏休みの間にしっかり準備をするべきだったのです。

でもそれをしなかった。


「大丈夫だよ」
「楽勝だよ」


いつものように楽観視して、そして足元をすくわれました。
その結果が、「バイオリンを辞める」 という事になったわけです。



これはもう今さら言っても仕方ありません。
私も自分の力不足だったとも もう思っていません。


あの超マイペースで人の言う事に一切耳を貸さない頑固者の気持ちを変えるのは無理。
だから 「仕方がない」 としか言いようがないのです。



ただ、ゲンはまだ続けているわけですし、中学の勉強が忙しくなって練習をしない日があるので
「だったらもう、タクと一緒に辞めなよ。 お母さんはもうそれでもいいから」
と言うと、
「辞めない。 続ける」
と言っているので、 家の中でバイオリンの音が鳴っている生活はまだ続きます。





で、タクですが、タクのことなので 先生に 「6月で辞めます」 と伝えてないハズ。
そういう事を言うのが苦手な子なのでわかります。


「先生にバイオリンを辞めるって言ったの?」
「言ったよ」
「辞めるって言っただけでしょ? 今月中に辞めるとは言ってないでしょ?」
「・・・」


ホラ、ね^^;



自分だけがわかっているのはいつものこと。 肝心なことを伝えないのはいつものこと。
でもそれでは先生に迷惑がかかります。

タクのレッスン時間に移りたいという人もいるかもしれないし、先生側の調節の問題があります。
それを6月も始まってしまっている今言うというのも申し訳ないくらいです。


その日はレッスン日だったので、
「今日必ず言いなよ。 先生に迷惑がかかるんだから」 と言うと、
「わかった。 言うよ」
と言って出て行ったのでした。



そして1時間後。


「先生に伝えた?」
「う~ん、それがさぁ・・・」


コヤツ、もしかしてまた言えなかったのか?



「あたらしい曲もらっちゃってさ・・・」



ん? 新しい曲? 今さら?? どういうこと?


「先生がさ、
『タクく~ん、バイオリン辞めちゃうのよねぇ~、その前にさぁ、この曲弾いてみない~?』
って言って、楽譜渡された」



うん、似てる。 タク、物まね上手。



・・・おっと、違います。 
先生、バイオリンを辞めるとわかっているのに、新しい楽譜を渡してきたとは。



なかなか策士ですなw



以前から先生にも、
「なんとか辞めない方向で持って行きたいのでよろしくお願いします」
と頼んであったのですが、先生、こういう新手にでましたか。

しかもやんわり、ふんわり(笑
うまいな~^^


「で? なんていう曲?」
「ビバルディのコンチェルト8番」

うーん、知らない^^;
というか、コンチェルトって言われてもたくさんあるから、動画の音源がどれだかちーともわからないのよね~^^;



その時にフト、
「今度のその曲は、先生はタクにどんな演奏方法を覚えて欲しくて選んでくれたの?」
と聞いてみました。


これまでも、年齢にあった曲・技術にあった曲、これからバイオリンを続けていく上で経験しておきたい作曲者の曲など、先生的にちゃんとした意図があったので。


で、答えはもちろん
「知らない」



だよね~



でも続けてこんなことを。

「なんかね、先生が 
『この曲を弾いてみたかたったのよ~』
って言ってた」


ん? どういうこと?
それは この曲をタクが弾くところを、先生が聞きたいってこと?


「違う、先生本人が弾きたかったんだって。 二人で演奏する曲みたい」



ナルホド^^;
先生、可愛過ぎるやろ~。



そこで早速音源を探してみたところ・・・
これかな?



ヴィヴァルディ「調和の霊感」8番 2つのヴァイオリンのための協奏曲

昨日もちょっと練習していましたが、はじめは昔弾いていたバッハの 「2つのヴァイオリンのための協奏曲」 を弾いているのかと思った・・・^^;


先生に新しい楽譜を渡され面喰ったタクも、
楽譜を見たら繰り返しが多く、これなら弾けそうと思い受け取ったのだそう。


確かに、メンコンは楽譜見ただけで凹むよね・・・^^;


本人も
「楽に弾けるから、今日の練習だけで1ページ終わったよ」
何て言ってたし。


やっぱりタクにはこういう 「弾いていて楽しい曲」 があっているのかもな~。
これで首の皮一枚繋がったようです。


というか、タクも私も、バイオリンのレッスン料が浮いた分で、塾かZ会の追加をしようと思ってたんだけどな~^^;



ところで 「弾いていて楽しくない曲」 に目下挑んでいるゲン。
曲はこれ。



ブルッフ ヴァイオリン協奏曲第1番 第1楽章
この動画の 2分30秒くらいまでが楽譜の1ページなのですが、後半はずっと重音のオンパレード。
3つの音を抑えながら、早いテンポで進んでいくダイナミックな曲なので、半分泣きっ面です。


この曲に取りかかってもう二ヵ月近くなりますが、未だに2ページ目に進んでいないという^^;

これは 「弾いていて楽しくない曲」 というよりも、「弾けるようになるまで大変大変努力を要する曲」 ですね。
それでもたま~に先生がピアノ伴奏をつけて通しで練習するの聞くと感動ものです。
バイオリンを習っていなかったり知りえなかった曲。
ありがたいですね。


まぁ、頑張れ←無責任


タクの方は今後どうなるかわかりませんが、満足のいかないメンコンで終えるより、
楽しく先生と一緒に弾いて終わった方が、バイオリンに対するイメージが良く終えらえるかもしれませんね。



先生とタクのラブラブ演奏?、仕上がりが楽しみです。



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8 Comments

ミー says...""
いいな〜。バイオリン。

ウチはピアノです。下の娘が習ってます。私が大学生まで習っていたのですが、表現というものが全くできていなくて…娘の、子供なりの表現を聞いて、ジーンとしたりしてます。

くそまじめ(お言葉、悪いですが)だった子供の頃の私はきちんと練習するのですが、なんか違うって演奏で自分でも自分の演奏が大キライでした。
今になって思えば、表現力のないつまらない演奏と尖った音しか出せない技術のせいだったのかな。

娘も、兄に同じくマイペース。ピアノの練習も嫌いだし、なにより一緒に練習している私に対するヒドイ態度のおかげでなかなか練習が進みませんが。
そのくせ完璧主義なのと、表現したいっ気持ちがあるので、なんとか今日までピアノを続けてこれました。
ウチの娘はおしゃべりが得意じゃないんです。お兄ちゃんの方が無駄にしゃべる。だから娘に表現するスキルとしてピアノをはじめさせました。

自己表現って、方法はどうであれ、大切ですよねって、大人になればわかるんだけどな…子供にこれが伝われば、もっと練習してくれると思うんだけど…。
2013.06.07 09:18 | URL | #- [edit]
says..."管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2013.06.07 09:47 | | # [edit]
lilimom says...""
自称お坊っちゃまの夫は、
子供時代にフルート3年、ピアノを5年も習ったのに全く身につきませんでした。
今、彼が操れる楽器は
「ホイッスルくらいちゃうか?」
それ、楽器ちゃうやろ。(-.-)

タクくん、バイオリン男子、かっこいいよぉ。
続くといいね!
2013.06.07 11:59 | URL | #- [edit]
アンダンテ says...""
あ~ビバルディーの調和の霊感。私も今やってます♪別の曲だけど。そんなに難しくないし(いや、私にはすごーく難しいんだけどね、タクくんなら)、合わせるから楽しいし、かっこいいし、そんでもって奥は深い。確かについ続けたくなっちゃうかもね。先生やりますな。

ブルッフはほんと一人で長時間がんばらないとですね~
2013.06.07 13:16 | URL | #WDOkdukc [edit]
★ミー様 says...""
ピアノもいいですよね^^
クラッシックの曲はピアノの曲が好きなものが多いので、
どっちか一人はピアノにすればよかったか~? と思う事も。


表現力、タクはないですね・・・
不器用なんだろうなぁと思います。
それか、表現の場所がここじゃない、とか。

うちは 「希少性」でバイオリンを選んだので、そこからしてまず方向性が合っていなかったのかもしれませんね^^;
2013.06.07 15:19 | URL | #- [edit]
★lilimom様 says...""
おぉぉ・・・
コメント欄に、私の「2大スター」が並んでいてちょっと嬉しいw


おっと、私事で失礼しました!


そう、そうなんです。
大人になっても「弾ける」レベルに持って行くのって、
その人によっても違うでしょうが、数年では無理なんですよね・・・

タクは小学校までではダメ、中学校までもダメ、こうなったらもう高校卒業までやらせないと、
大人になって
「オレ、バイオリン弾けるんだぜ~」
と自慢できるレベルには達しないな・・・と思っていたのですが、
ここでリタイアされるのは非常に悔しいです・・・


ホイッスル男子(笑
なんかいいかも!?
2013.06.07 15:26 | URL | #- [edit]
★アンダンテ様 says...""
おぉっ!! なんという偶然♪
そう、なんとな~くですが、とっつきやすそうな曲?という感じですよね。
(弾けないくせに生意気で申し訳ないですが・・・^^;)

これまでのメンコンは、弾けたらもちろんカッコいいし、
タクだって、
「昔バイオリン習ってたんだぜ」
と言いながら、メンコンのさわりを弾けたら自慢できるだろうなぁと思っていましたが・・・

その子に「合う曲」「合わない曲」ってありますよね。
タクにはもっとこう、スコーンとした曲の方が合っている気がします。

だからこのビバルディも 「練習をしよう」という気になるみたいですw
先生、ナイスな曲をくださいましたw


そしてブルッフ^^;
これからどれだけ時間がかかるのかと思うと・・・

まぁ、ゲンはまだ先が長いですからじっくりとやらせたいと思います^^
2013.06.07 15:31 | URL | #- [edit]
★鍵コメ様 says...""
鍵コメさん、そっか~、お気を使わせてしまって申し訳ないです。
発表会の話は、タクにとっても私にとっても辛い思い出です。
でもこんな風にサラリと書けたという事は、もしかしたら乗り越えられたのかなw


曲も素敵な曲で、しかも先生とのデュエット曲なので楽しそうです。
これをきっかけに続けてくれたら・・・という淡い期待もありますが、
まぁ、あまり夢を持たないようにしておきます^^;

2013.06.07 15:32 | URL | #- [edit]

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