ことりログ

日々のつぶやきをつらつらと

In one of the stars I shall be living. In one of them I shall be laughing. And so it will be as if all the stars will be laughing when you look at the sky at night.

自分が情けない

8


夏休みが終わり、子供たちは今日から学校へ。

「あれ取ってきて」 と言ったところで、
「えぇ~? ボクが?」
「いいじゃない、取ってきてよ」
「えぇ~・・・もう・・」
と、いちいち面倒くさい展開になるとはいえ、やはり家の中に誰かがいるのは安心するものです。

それが今日からないのは寂しいというか・・・すぐに慣れるだろうけれど。


まぁ、そんなセンチメンタルな気持ちになっていますが、
先週末、ショッキングなことがありました。


こんなにも世捨て人になっている私に、
未だにこんな情けないことが降りかかってくるとは。

何が悲しいって、自分が悲しい。
そんなことを引き寄せちゃった、自分が悲しい。


こんな時、我ながら相手を恨まないところが憎いです。
唯一、自分で好きなところかもしれません。



・・・って、何の話だかよくわからなくてスイマセン。
長い話なので手短に書きます。



Yさんは私の師匠でもある女性。
私よりも5歳くらい若い方ですが、一応師匠。

いえ、いくつ若くても、師匠に対して「一応」なんてつけることは間違っていると思います。
でも・・・師弟関係を今後どうするか、自分の中でも迷いがあるので。


師匠はいつも前向きで、起こった出来事をいつもポジティブにとらえることができる人。
私にはなかなかできないことなのでとても尊敬できます。

が、あまりにもポジティブ過ぎて、私のような黒い人間には
「大丈夫かいな?」
と心配になってしまうこともありました。


が、それは私には関係ない事だし、
師弟関係は過程を一旦終了しているので、それはそれ、私は私と見ないようにしていました。

そんな師匠から三ヶ月ぶりくらいにメールが。


コトリさん、お元気ですか? 久しぶりにいろいろお話したいです。お会いしたいのですがいかがですか?


なんでも車も購入したとかで、わざわざ私の住む町までドライブしてきてくれるのだとか。


お世話になった師匠だし、仕事のことでブログもされているので
私の体験談はブログのいい話題になると思ったので、
師匠から伝授されたあとのいろいろな経験を私もぜひ話したかったので早速次の日会うことに。

話しはサクサクと進み、「では明日」という段階になって、
「実はとてもいいことを引き寄せてしまって、その話を私がしてもいいのだけど、もっと詳しく説明した方がわかりやすいと思うので、男性を一人連れて行きますね」
という追加メールが。


嫌~な予感。


何度かこういう経験をしているので、ピンときました。
ただ、今回に限っては師匠の話。
さすがに師匠がそんな話に引っ掛かって、さらには弟子である私に話を振ってくるなんてないハズ。

そう自分に言い聞かせ、待ち合わせ場所に行きました。


それから延々三時間。

「日本はいかにダメな国か」
「老後は自分でなんとかしなければならない」
「政府を信じたらとんでもないことになる」

そんな話をipadを見せられながら語られました。
私が
「で? だったらじゃぁどうしたらいいんですか?」
とその解決策を聞くと
「それは今から話します」
と、そればかり。

悲しい気持ちになって黙って話を聞き続けましたが、お昼も回って子供が帰ってくる時間だったので
「あの、私もう帰らなきゃならないんで」
と言うと、
「じゃぁ子供さんにお昼を食べさせてきてください。私たちは待ってますから。一番重要な話はこれからで、あと30分で済みますから」
と。


悲しい気持ちで一旦退場。
とにかく、知らない男性と師匠の板挟みで、頭の中がこんがらがっていたので、
冷静になって考えたかったこともあり、昼食の用意に家に帰ることに。



ゲンにお昼ご飯を食べさせている間、急いでその手口を検索してみると、
数は少ないですが出てきました。
想像していた通り、いわゆるネットワークビジネスです。


何が悲しいって、私はこんなものに騙される気持ちはこれっぽっちも持ち合わせていないのに、
未だにこんなものに私を誘う人がいるという事。

よっぽど暇だと思われているのでしょうか。
いえ、いくら暇だって、こんな話に乗るほど世間知らずではないと自負しているんだけどなぁ。



結局、緊張から解き放たれたせいか体調が悪くなってしまい、
それを理由に戻ることをやめました。

不義理だと思われてもいいだろうと思って。
だって、師弟関係を盾にして、不義理をしてきたことがそもそものことの発端なのだもの。


以前のように、子供の習い事や小学校の関係でネットワークビジネスを持ちかけてきた人はいましたが、
それは切ろうと思えばなんとかなったもの。

だけど・・・
師弟関係でこういうことを持ち込まれても・・・情けなくなります。



ずいぶん昔、まだタクが生まれて母乳育児に奔走していた頃、
母乳のマッサージに通っていたことがありました。

そのおかげで母乳育児ができるようになったわけだし、
ちょっとクセのある先生でしたが、ゲンの時にも母乳の出がよくなるように何度か通いました。


ところがタクの時とは違い、ゲンの時に
「これを飲んでみて」
と健康飲料を飲まされ。

その話をしたいので後日どこそこに来てほしいと頼まれました。


その先生、ここで名前は出せませんが、あちこちで活動なさっている結構有名な方。
遠くから母乳を出すために新米お母さんが通ってきます。

実際私が玄米菜食を知ったのはその先生に教わったからだし、
その先生が紹介してくれた地元の自然食ショップとは未だにお付き合いがあります。

そんな先生が、まさかネットワークビジネスの話をもちかけてくるなんて、
誰が想像するでしょうか。


結局、その先生がどっぷりハマっていたのは、連鎖販売で超有名な会社。
どうりで、
「この商品が欲しいと思ったら、注文の時に私の名前を書いて」
と言うハズです。

一緒に行った人は素直に先生の名前を書いていましたが、
私はもう二度とその先生のマッサージに行くことはありませんでした。

新米ママさんたちでいっぱいになったその会場、
先生の名前を書いて、商品は売れまくっていました。


先生・・・
母乳のマッサージは一回5千円。
予約を取っていくとその時間にはいつも数人のママたちでいっぱいでした。

なにもネットワークビジネスなんかに手を染めなくたって、
本業だけで十分食べていけるのに。



素直。


師匠も素直な方でした。
「コトリさんに幸せになって欲しい」
よくそうおっしゃってました。

それはウソではないし、本当にそう思っているのでしょう。

ネットワークビジネスを勧める人って、素直な人が多いと思います。
私なんかから見ると
「どうして平気で嘘をつけるのだろう」
と不思議になるけれど、あの人たちはウソをついてはいないのだと最近気づきました。


本気で良いと思っているから薦める。
大切な人に、特に薦める。

これであのての人たちの行動は理解することができます。
だけど・・・




私は常々、自分が素直な性格じゃない事を恥じてきましたが、
人生で初めて
「ちょっとくらい腹黒い方がマシ」
と思いました。

素直って、バカより怖い。



今回の経験の中で、一つだけ救いがありました。
それは、本部?の男性らしき人が言った言葉。

「過去の失敗は失敗ではない。 それを経験と活かせば、自分は成長できる」


そういう意味では今回の失敗で経験させてもらえました。
例え師匠であろうとも、自分が感じた予感を信じなければならない。

今回は、相手が師匠だという事で不安を抱きつつ出向いたのが失敗でした。
だからもう、たとえ相手が師匠であっても先生であっても、
自分が「?」と感じた、その直感を無視してはいけないなと。


その直観力を教えてくれたのは皮肉なことに師匠でもありました。
寂しいと言えば寂しいです。


このことが起きたばかりの頃は、教えていただいたことの全ても否定しなければならないのかと愕然としましたが、
今は心が落ち着いたので
「それはそれ、これはこれ」
と思えるようになりました。


暗い気持ちのままスーパーに行くと、そこに偶然心の友が。
「コトちゃん、何かあった?」
という優しい言葉に涙が出そうになり、思わず今さっき起きた出来事を一気に話しました。

その友達も
「そんな話をコトちゃんに持ってくる人がまだいたんだ~」
と、私と同じ感想を持ってくれたことが嬉しかった・・・


そしてお互いに
「私たちの悪いところは相手に優しすぎるところだね」
と確認し合って、なんだかスッキリ!

嫌~な嫌~なことがあったけれど、これでプラマイゼロ。
一気に 「いつもの生活」に戻れました。

あそこで友達に会えなかったら・・・と思うとぞっとします。
今もまだ引きずってるだろうなぁ。


こういうことがあると、これまでならオットに愚痴っていましたが、
そんなオットもいないので仕方なくタクに吐露。

タクのように、まだこういった経験がないことと、
元々の性格や男性ということなどなど、
話しをすっかり聞いたタクの口から出てきた言葉は、私の心にスーッと入ってきました。

説教でもなく、経験に基づいたアドバイスでもないってところがミソ。

「お母さんは騙されたわけじゃないじゃん。 最終的にはちゃんと選んでるんだから」


よく言った、わが子よ。
そうそう、騙されたわけじゃないんだよね。
でも、騙すように連れて行かれたことに腹が立ってるし、そんな自分が情けないし、ってことだったのよ。


はぁ~、友達とタクが話を聞いてくれたことでスッキリした!!
タクで悩みが解決するとは、いやはや・・・思ってもいなかった^^;


今回のことは、私も覚悟が足りませんでした。
師匠っていったって人間。
道を間違えることもあるさ。
道を間違えるというより、進み道が分かれたってことかな。


その師匠の誘いすらも断る勇気をオラに!!


あまちゃんで小泉今日子が演じる春子の座右の銘、
「死んでも巻かれない」。

私も紙に書いてしばらくパソコンに貼っておこ。



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8 Comments

says..."管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2013.09.02 10:02 | | # [edit]
きっと says...""
宗教の勧誘や、詐欺まがいかと思うような売り付け方をする「配達がえり八百屋」に、立て続けに声をかけられることが続いて、とても気分が落ち込んだ時期がありました。

颯爽と歩いていなかった?疲れた主婦っぽかった?人が好さそうに見えた?
どよーんとして、もやもやして、イライラしてしまいますよね。
それが大切に思っていた人からなら、ダメージは大きかったことでしょう・・

タク君の一言がいいですね!!
素敵お兄ちゃんです!
2013.09.02 11:23 | URL | #- [edit]
★鍵コメ様 says...""
鍵コメさん、私の気持ちを代弁するかのようによく理解してくださってありがとうございます!
嫌になりますよね・・・自分で自分が。

早い段階で友達に吐きだせたということもあり、
いつものようにしこりになっていることはないのですが、
思い返すたびに情けない思いです。

でも、鍵コメさんの最期の言葉にすくわれました!
ありがとうございます!!
2013.09.02 11:54 | URL | #- [edit]
★きっと様 says...""
きっとさん、ありがとうございます。

何が悲しいって、そんな話にホイホイ乗っかると思われているのだなぁと思うと、
まだまだ脇が甘いぞ、自分!! という感じです。

もっともっと脇をしめねば!
もっともっと、高い塀を築かねば!!

・・・とつい意固地になってしまいます・・・
が、いい教訓をもらえたっていう事で前に進みます!

きっとさん、共感してくださってありがとうございます^^
2013.09.02 12:11 | URL | #- [edit]
lilimom says...""
勧誘のターゲットにされること自体はコトリさんに落ち度はないと思います。
「話を聞いてもらえそう」と思われたのは、隙があるというより、コトリさんに度量があるということではないでしょうか。
降りかかった災難は、淡々と振り払えばいいだけです。(^^)v
私みたいに尖っていて広く浅くしか人付き合いをしない人間は、
「絶対あの人は剣もほろろに突き放す」と思われそうで困りものですよ。
私、老後に孤独死する自信あり。
白骨化してDNA鑑定で身元判明とかってなりそう。(ー_ー;)

2013.09.02 13:52 | URL | #- [edit]
うーさんママ says...""
>もっともっと脇をしめねば!
>もっともっと、高い塀を築かねば!!

そんなにしなくても大丈夫!!
そういう話を持ってくる人がいても全部断ることができているkotoriさんには通用しません。
柳に風で受け流す方法でも罠にはかかりません。
塀を高くし過ぎると欲しい情報も入ってきにくくなるじゃありませんか、いらない言葉はそのまま流しちゃえばいいんです。
それを選ぶ力はタクくんが言うように十分にあるじゃないですか。
2013.09.02 16:17 | URL | #- [edit]
★lilimom様 says...""
lilimomさんはこの手の話なんて降りかかってこないだろうな~と、
話しを聞かされながらぼんやり考えてました(笑

落ち度はないと言っていただけて嬉しいです。
確かにいくらこんな話を聞かされても絶対に騙されることはないのですが、
そもそも降りかかってくること自体が屈辱なのですよね~。
私も十分尖ってるのだけどな~。

もう、そんな変な自信をもってるなんて(笑
私はDNA鑑定されて身元がわかっても、引き取ってもらえないかも!?
2013.09.02 17:19 | URL | #- [edit]
★うーさんママ様 says...""
うーさんママさん・・・ありがとうございます(涙

そう、高い塀を築けば築くほど、害は減るかもしれないけれど、
欲しい情報も入って来なくなりますよね・・・
それに経験上、どんなに高い塀を作ったところで、こういう輩はひょいっと乗り越えてきますし。
うーさんママがおっしゃる通り、受け流せるからOK!ってことにしましょうかw

スーパーで会った友達に、
「それ、いいブログネタじゃな~い」
と言われ、ナルホド!と思いました。

こういう話が舞い込んでくるのはブログネタだと思ってありがたく思いましょうか^^;
そして私に入ってきたからには、同じ話に引っ掛からないように広くシェアしていかなければ★

うーさんママさん、ありがとうございますw
2013.09.02 17:24 | URL | #- [edit]

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