ことりログ

日々のつぶやきをつらつらと

In one of the stars I shall be living. In one of them I shall be laughing. And so it will be as if all the stars will be laughing when you look at the sky at night.

アニーとカーカ

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銀色夏生さんのエッセイ、「つれづれノート」。



一年に一冊のペースで出版されていて、途中停止したりまた再開したり、
半年に一冊のペースになったりで、今現在24巻まで出版されています。


このつれづれノートですが、影響を受ける方も多いそうで、
私も好きで読んでいた料理家の高山なおみさんの 「日々ごはん」というエッセイは、
つれづれノートを読んでいて「こういうエッセイを書きたい!」と思ったからなのだとか。




つれづれノートですが、アニーの子育て中、
心の支えのようにして読んできました。


というのも、銀色さんの娘さん・カーカのモンスターっぷりが・・・
アニーにソックリ!


その頃、同じように子育て中のママに、
どんなにアニーの様子を説明し、どんなにか手がかかる子かを力説したところで、
「みんな同じよ~」
と流されていました。


そんなものかなぁ?と思いつつも、
アニーの様子はもう、他の子とは全然違い、そのうちそんな悩みを人に相談することすらやめました。


そんな時に出会ったのがつれづれノートで、
カーカのモンスターっぷりは、アニーには足元にも及ばないほど。

誰に相談するよりも、カーカのモンスターっぷりを読むことで息がつけていたという感じでした。



そんなつれづれノートですが、ある時期から方向性が変わったと感じ、
数年前から読まなくなりました。


それがなぜかつい最近また読み返してみて、その面白さにグイグイ引き込まれるように。


そして、アニーの数歩前を行くカーカですが、
今年成人式を迎えたよう。


まだ銀色さんのお腹の中にいる時から、その成長を親戚のように見守ってきたカーカなので、
感慨深いです。

本を読みながら、
「カーカ、それはわがまま過ぎるよ」
「銀色さんが甘やかし過ぎ」
「手をかけな過ぎ?」
などと思っていましたが、ここ数年のカーカはすっかり変わったようで、
とても素敵なお嬢さんに成長したなと感じました。


これは同じような子供を育てる私にとっては本当にありがたいこと。
似たように育ってきたアニーも、成人を迎える頃には普通に成長しているかもしれない、
そんな期待を持たせてくれます。


これまでずっと、アニーの傍若無人っぷりには手を焼かされてきました。

人の言う事など聞きやしない、
自分の思った通りにしかやりたくない。

それは性格としてありかもしれませんが、
育てる側としてはとても手がかかる。
そしてそれは自分の育て方が悪かったのだと思ってきました。
もっと親の役目を全うしなくてはいけない、と。



でもフト思ったのです。
トートはちゃんと育っているじゃないか、と。
一度言えばちゃんとやってくれるし、
アニーというモンスターを育てた私にとってトートは普通の子以上に良い子に育ってくれている。


それに、アニーが失礼なのはこと私に対してだけ。
案外アニーって、私以外の人からは受けがいいのです。
礼儀正しいと言われることも多いし。
これが私には信じられないのですがね。
私に対しては失礼千万なので。


まぁ、自由にやりたいように、許される範囲の中でそう生きていきたいアニーを、
押しとどめ、枠にはめようとする私に反抗するのは、ある意味当然かなと。


ただ、親としては教えるべきことは教えなければいけないと、
それが親の役目だと自分に言い聞かせ、親としての役割という鎧を着てアニーに接してきたのかなと。


アニーとトートを見ていると、同じ親から生まれてきた子どもでも、
こんなにも違いがあるのだなということがわかります。

それは良い悪いではなく、個性として。


それでやっと気づいたのです。
親が出来ることはある程度のところまでなのだな、と。

世の中の常識・非常識、人としてこれから社会に出ていく上で、最低限のことを教えるのが親の務め。
そしてそれはもう、アニーにおいては終了したのでは?と。


それを裏付けるように、
アニーに親として接するのではなく、良き相談者として接するとアニーも心を開いてくれます。

私はこれまでずっと、
「友達親子なんて」
と思ってきましたが、それはその子の時期を見極めればOKなのかなと。


長い間、つれづれノートを読み続けてきましたが、
カーカの成長に、わが子の未来を垣間見ました。


銀色さんが意図してきたものとは違うかもしれないけれど、
メッセージを受け取ったという感じです。



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