ことりログ

日々のつぶやきをつらつらと

In one of the stars I shall be living. In one of them I shall be laughing. And so it will be as if all the stars will be laughing when you look at the sky at night.

タイムマシーンに乗って

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この間の朝、ゴミ捨てを終えて家の角を曲がったところで、
自転車に乗って学校へ行く学生がやってくるのが見えました。


その学生、私だとわかると あまりにも不自然に手で髪なんかを治す仕草をしだし、
顔を覆いながら私がいる反対方向を不自然にむきながら行ってしまいました。


その様子を見て、もうついつい顔がニヤニヤしてしまう私・・・



この学生、アニーの同級生。
このブログの初期に何度も何度も登場した、
モンスター母のその子供。



アニーが小学生の低学年の頃、
小学校の事が右も左もわからなかった私とアニーは、
この男の子の母親にさんざん嫌がらせされました。



最初は
「よかったぁ、うちの近所に男の子の同級生がいてくれて。仲良くしてね」
なんて言って近づいてきたのだけど、
私が事を荒立てないタイプと見るや、そりゃもう事あるごとに文句を言ってきました。


それが本当にクレームなのであれば私だって素直に受け取りますが、
そのモンスター母の様子は単なるストレス解消。

私は言いかえしたいことがあっても
「ご近所だから、何かあったらずっと顔を合わせにくくなるから」
とグッと我慢しているのをいい事に、くだらないことをいちいち
「ピンポ~ン」
とインターホンを押して毎日毎日言いに来ました。




うちの子が学校帰りに車道と歩道の境にあるコンクリートを歩くのは、
アニー君がそうするのを真似したせいだ。


うちの子が石を投げるのはアニー君の真似をしたからだ。


アニー君がうちの子をのけ者にしてる。
やっぱり下校班が男の子三人だと二対一になるから嫌だと思っていたのよ。
(これはアニーともう一人の子が夢中になってアニメの話をしていて、
モンスターの子供はそのアニメを知らず仲間に入れなかったそうな。
それを家で母親に「アニー君にのけものにされた!!」と言ったのだそう^^;)


アニー君、ちょっとおかしいんじゃない?
お母さんの育て方が悪かったんじゃない?



ここに書いていたらもうきりがないくらい、本当にいろんなことを言われました。
これ、なんにも誇張してないです。
本当にこういうことを言ってくるんですよ(苦笑




これまで長年このブログを読んでくださっている方はわかると思いますが、
アニーは私に対しては本当に、本当に失礼な奴ですが、
世間様に対してはとても素直で礼儀正しい子です。

ご近所の年配の方からは会うたびいつも、
「アニー君は通りがかるといつもアニー君の方からあいさつしてくれるのよ」

と言ってくれます。

この「アニーから」というところがとても嬉しいらしい。
うんうん、わかります。
こちらから言って、それに対する挨拶は当たり前だけど、
この方はいつも庭で作業をしていて夢中になっていると
「こんにちは」
とアニーが声をかえて顔をあげるということが多いのだそう。


そういうことを知っているから、私に対してだけの態度に腹は立てつつも、
「よそで礼儀正しいのならいいか」
と我慢できるわけです。



何度も何度も悔し涙を流しました。
何度言いかえしてやろうと思いました。
いや、実際言い返したところ
「それはアニー君の真似をしたのよ。 アニー君が諸悪の根源なのよ!」
と言い切ったので、言っても無駄な人だとわかったのですが。



辛かったなぁ。本当に辛かった。
インターホンの音が怖くて仕方なかったし、
モンスターが近所を散歩している姿を見るだけで、心拍数が上がったほどでした。


何度、
「私は間違ったことはしてないし、アニーだって悪くない。いつかそれがわかる。結果が出る時がくる」
と自分に言い聞かせてその時期をしのいでいました。


とはいっても、本当に子育てが正しいのか、実は間違っているのかなんて、
その時点では答えは出ません。
自分を信じるしかないのです。

それがまた辛いところ。
モンスター母のすごいところは、自分の子育てに絶対の自信を持っていることで、
その自信を力に相手を強気で非難することができるわけです。



タイムマシーンがあれば。


バカみたいですが、本気でそんなことを考えていました。
タイムマシーンに乗って、何年か後に行ってみたい。
アニーが、モンスターの子が、どんなふうに育っているか見てみたい。

それが見られれば、私だって今の子育てに自信が持てるのに。
アニーは悪くないと強く言えるのに。




そして今。あれから6年経ちました。
私は今もこう思います。
タイムマシーンがあれば。


タイムマシーンに乗って、6年前の自分に言いに行ってあげたい。
「大丈夫、間違ってないから自信を持って」

そして私は性格が悪いですから、こうも言ってあげたい。
「育てたように育ってるから。 ニヤニヤしながら【6年後が楽しみ】って見てな」
と。



6年後の今、モンスターの息子はモンスターが育てたように育っています。

アニーとすれ違っても、私にしたのとそっくり同じ態度を取るのだそう。
不自然に顔をそむけているんですって。

だらかアニーが
「おぃ、〇〇(モンスターの名字)、久しぶりだな」
と声をかけると、さも今呼ばれて気付いたように
「あれ? アニー? 久しぶり! 気づかなかった」
と演技をするそうな。


ニヤニヤ。



あれだけご近所にもうちの悪口を吹聴していたにもかかわらず、
時間はかかりましたが私が弁解したわけでもなんてもなく、
自然とご近所さんとは仲良くなりました。
そしていつの間にか、ご近所の中で孤立しているのはモンスターの方に。


近所の夏祭りで、ご近所さんたちと楽しくビールを飲んでいると、
そのそばでひっそり、一人で子どもと来ていたモンスター。


ニヤニヤ。



意地悪?
意地悪でいいです。
それだけのことをされてきたのだから、思う存分ニヤニヤさせてもらいます。


まぁ、でもそういうモンスター母だからきっと今でも
自分の子育ては大成功★ と思っているのでしょうね。
そのあたり、機会があったら聞いてみたいけど、
なにせ私の顔を見ると不自然に顔をそむけるので話しかけられないんです・・・



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