ことりログ

日々のつぶやきをつらつらと

In one of the stars I shall be living. In one of them I shall be laughing. And so it will be as if all the stars will be laughing when you look at the sky at night.

こういう出会いは嬉しい

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昨日の話の続き です。

オットーの眼鏡の注文を終え、
気持ちのいい店員さんに接客してもらって、気持ちよく帰宅。
メガネが出来たら電話連絡をくれることに。


そして注文してから5日後ぐらいだったでしょうか、
あの店員さんから連絡が。


すぐには取りに行けないので、少し遅れますと伝えましたが、
どうもその自分の言い方がスッキリしていなくて違和感を覚えました。

本来ならその週末に取りに行くであろうタイミングに行けないのは、
もちろんオットーがここに住んでいないから。

今度帰ってくるのは少し先になるので、
思い切って店員さんにオットーの不在を告げました。
そうすれば、出来上がってから三週間も経ってから取りに行くという不自然さが解消されると思って。


すると店員さん、
「まぁ・・・もうどれくらいになるのですか?」
と。

なんとなくですが、返ってきたその言葉が良い意味での「予想違い」 でした。
というのも、店員としてはそういう経験はたくさんしてこられただろうし、
仕事としてプライベートの詮索をするのは、
当たり障りのない程度までだろうと思っていたので。


でも先ほども書いた通り、私にとっては 「良い意味での予想違い」。
その店員さんに聞かれることは嫌ではないし、
むしろ、どうしても取りに伺えない理由を知ってほしい、と思ったので。


なぜその店員さんがそういう質問をしたのかわかったのは、
「実はうちも、もう何十年も主人が単身赴任をしているのですよ」
とおっしゃったから。


聞けば結婚してすぐに旦那さんは単身赴任になり、
その間、帰ってきたことはあるけれど、またすぐに新しい赴任先におもむき、
かれこれも何十年も別居生活を送り続けているのだとか。


これには二つの意味で驚かされました。
一つはもちろん、そんなに長い期間、単身赴任生活を送り続ける家庭があるということ。
そしてもう一つは、
これは大変失礼で申し訳ないのだけれど、私は勝手にその方は離婚されていると思っていたので。

というのもその女性は、年配であろうとお見受けしたのですが、
どこもかしこも 「小綺麗」 だったから。

髪もきれいにセットしてあるし、化粧もきれいにされている、
手もキレイ、所作も美しい、パンプスを履いた足もスラリとしていて綺麗。

正直、自分にこれだけ手がかけられるのは独身だからだろうなぁ、
本当に失礼ですが、そう思っていました。


そして話をしていて、その女性が本当に素敵だなぁと思ったのは、
上から目線で話をしないこと。


単身赴任の話に関しては、この女性は私の大先輩になるわけですが、
それを上から
「こうだわよ」とか
「こうしなきゃ」などと押し付けるような言葉が一切出なかったのです。


以前、まだ子供たちが幼稚園に通っている頃、
保険レディの方が家まで集金に来てくれていました。

その方はもう子育ても終わり、人生の先輩的な立場から
「子供が可愛いのは今だけよ」
「すぐに あのころが良かったと思うようになるから」
と、その時点では私も経験はしていなかったけれど、
きっとそうなのだろうなと想像できることを、実体験をもとにアドバイスしてくれました。

それはそれでとてもありがたいのだけれど、
なぜかそのことが今でもずっと心に残っていて、時折、底にたまった澱が舞い上がるように
思い出されることがあるのです。


眼鏡屋さんの女性と話をしていて、その澱がなんだったのか、
どうして心にひっかかっていたのか、それがやっとわかりました。

同じアドバイスでも、
私の心には深く届くアクセスの仕方と、そうでない方法があるのだ、と。

これは今後、私も押しつけがましい話をしないようにとの、
いい教訓になりました。


そして、中でもその女性が言っていた、この言葉がとても印象的でした。

「夫婦が別々に暮らしていても、その間、お互いにできることはいろいろありますからね。
自分を磨くこともできるし・・・ね」


そっか、だからこの女性はこんなに美しかったのだなぁ。
旦那さんと別々に暮らしている間、自分を磨いていたんだ。

私がこっそり考えていたことが、あまりにひねくれていたので恥ずかしくなりました。



ついつい長々と話してしまい、相手の方もお忙しいだろうに・・・と思っていたところ、
こんな嬉しい言葉をいただきました。

「私・・・ね、水谷さんとこうしてお話しできるのが嬉しいんです。
お店でお会いした時に、あれこれお話が続いて、もっともっとお話がしたくなって・・・
でも旦那様が戻ってきてらしたから、話はそれ以上できなかったけれど、
話したりなくてお手紙を書こうと思っていたんですよ」


接客業のリップサービスと言ってしまえばそれまでですが、
実は私もこの女性の同じようなことを感じていたので本当にびっくりしました。


なんていうんだろう・・・
初対面なのに懐かしい?というか・・・
うーん、ピタッとくる表現が見つからないのがもどかしいですが、
すごく嬉しかったのです、この女性と話ができたことが。

そしてそれを相手の方も同じように感じてくれていたことにちょっと感動。
これがもし男性だったら、
「運命の出会い!?」
と感じるところだったかも?(笑


とにかく、いい流れでいい買い物ができて嬉しかったです。
また眼鏡を取りに行ったときにお話ができるのがとっても楽しみ♪



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