ことりログ

日々のつぶやきをつらつらと

In one of the stars I shall be living. In one of them I shall be laughing. And so it will be as if all the stars will be laughing when you look at the sky at night.

変わらずにいることってすごい

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まだバブルがはじける前の、華やかしき時代、
オットーの会社もそれはそれは勢いがありました。


なんていうんでしょう・・・
当時はそれが普通だと思っていたのですが、今振り返ると、
社員一人一人がエネルギーに満ちていて、
それが集まった大きな大きなエネルギーの中にいた、という感じでしょうか。


毎年多くの新入社員をとり、
会社が若さでピチピチしていました。



が、その後バブルもはじけ、長い長いトンネルに入り。

あの頃若かった写真はみな年を取り(笑)、
会社全体が どんよりと沈んでいる・・・という感じ。


業種的に、数年前から上昇の兆しを見せ、
今ではすっかり上り調子になってきていますが、
不遇の時代を経験してきたオットー世代にとっては、
常に気を抜けない、というところがあるよう。



ま、そんなバブルの絶頂期、
社員も多くとりましたが、それでも人手が足りず、
人材派遣会社から多くの契約社員を雇っていました。


その頃、私も仕事をやめアルバイトなどをしていた時で、
声をかけていただき契約期間だけオットーの会社に勤めることに。


同じ派遣会社から来ている女の子も多く、
フロアが同じ子たちと仲良くさせてもらいました。


その中に、花島さんという、当時30歳くらいの女性がいました。

この花島さん、背も高くてすらっとしていて色も白く髪が長く、
私は心の中で
「中島みゆきさんに似てるな~」
と思っていました。

美人系の方。


が、その美人系だと気付かせないほどの毒舌っぷり^^;
毒舌というか…愚痴というか・・・
とにかく、口から出る言葉は文句ばかり(笑)


それもわかるけど・・・と思うのは、
私たちは皆、新しい建物の中の設計フロアの事務仕事をしているのに対し、
なぜか花島さんは、古い建物の地下にある、
日の当たらない寒~い一室で、丸一日立ち仕事をしていたのです。

お昼になると、まずはため息から始まり、
明るい出来事を話す私たちに、チクリチクリと毒を吐き^^;


それでもなぜでしょう・・・
少なくとも私は花島さんを憎めなかったのですよね。
むしろ好意を持っていました。
私もひねくれ者なので。


当時若い男性社員が多く、派遣社員の若い女の子たちは皆正社員たちと結婚し辞めていったのですが、
そんな男性社員たちにも花島さん、噛みつく噛みつく。

噛みつかれてもみな大人なので、
「花島さんにはかなわないなぁ^^;」
と、上手に付き合っていました。


が、上手に付き合えない人がここに一人。
そう、オットー。


オットーは、当時私も同じフロアで唯一話したことがない男性社員で、
変な人だなぁと思って見ていました。

オットーも、女性社員と気安く話すのが苦手なようで、
もちろん花島さんは大の苦手。
近寄りもしませんでした。


バブルが弾け、契約社員が一人やめ、二人辞め・・・と減っていき、
契約期間を満了した私も退社。

その後、花島さんも辞めていき、同じ派遣会社から派遣された子はみないなくなったそう。


花島さんのことを思いだす時があっても、
あの後どうなったのかも全然わからなかったのですが、
ある年末、街頭で年賀はがきを売る花島さんを発見!!

どうやら郵便局でパート?か何かで働いているよう。
その次の年の年末にも、街角で見かけました。


しかしその次の年からは見かけないようになり、
「あぁ、結婚してやめたのかな?」
などと勝手に思っていました。



それからずいぶん経ち、
先日、アニーの学資保険が満期になったので手続きをしに、
いつもはあまり行くことのない集配がある大きな郵便局に行ったところ・・・


郵便コーナーに花島さんがいた~!!


まだいたんだ、花島さん・・・
懐かしいなぁ。


ちょうどハガキを買おうと思っていたので、そのついでに声をかけてみました。


でも、懐かしい気持ちでいっぱいの私に対し、
忙しくてキリキリしている花島さん(笑)
この温度差^^;

お客さんが切れた合間を縫って声をかけたのだけど。



昔と同じように、椅子に座ることもなく、少し背を丸め、
セカセカと動き回る花島さん。

私が
「忙しそうだね」
と言うと、よくぞ聞いてくれましたと言わんばかりに愚痴があふれ出しました。

「そうだよ、まったくさぁ、人が忙しくしてたって、だ~れも助けちゃくれないんだから・・・」


相変わらずの花島節に胸熱。
そこにいてくれる、という嬉しさ。



赴任先から帰宅したオットーにそのことを話したところ、
「うわぁ~、相変わらずやなぁ・・・」
と渋い顔^^;


でもそのあと、
「でも・・・なんか安心するなぁ」
とポツリ。



やっぱりオットーもそう思うのね、と嬉しくなりました。
そう、そうなのよ、あの時と変わらずにいてくれた花島さんに、
安心感をもらった感じ?


まぁ、一般的に言えば人間的に成長してないってどうよ?ってことになるのでしょうが、
花島さんは、あの花島さんをまるっと受け止めてくれる人が必ず現れるような気がします。


・・・って、勝手に花島さんが未だ独身設定にしちゃってるけど^^;



例えば以前住んでいたところを通りがかった時、
ほとんどのお店が閉店してたり、道路が拡張するにあたって新しくなっちゃってたりして、
それはそれで仕方ないことだと思うけど、
ひっそりと、当時のそのまんまのお店が残っていて、
中を覗くと、あの時のままの、頑固なオヤジさんが、白髪は少々増えたけど、
相変わらず眉間にしわを寄せて接客してるとか、そんな感じ。
ホッとしますよね。


細くでも、長く続けるって大切だなぁと思うのです。
そこにいてくれるってことで、誰かに何かを与えていると思う。


ブログを始めた時から、
「毎日、必ず書く」
と決めて、多分その通り、毎日書いていると思います。
ほぼ無休。

コンビニだって無休の時代。
いつ行っても開いているのがいいわけで。


ブログも同じで、
楽しみにしている人のブログが更新されないのってガッカリしてしまうのです。


だから、細く長く、いつでも開店状態にしておきたいと思っています。
花島さんのように、
「まだやってたんだ、ブログ」
と思われるように。


どうぞ今後とも長くおつきあいくださいね^^



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2 Comments

マミマミ says...""
読み逃げ専門ですが、kotoriさんのブログは、私がブログを始めた頃から読ませて頂いてます(*^^*)
毎日変わらず続けていくことって・・・・・本当にすごいことだと思います!
郵便局の花島さんのように、これからもずっと変わらず書き続けていって下さいね♪
楽しみにしております(*^_^*)
(初公開コメでした・・・・ドキドキ(^。^;))
2014.04.25 09:22 | URL | #- [edit]
マミマミ様 says...""
マミマミさん、こんにちは♪
初コメをありがとうございます^^

今日も洗い物をしながらフト考えていたのですが、
毒舌を吐きながらも、(一部の)人に好かれていた花島さんは、
根本的に悪い人ではないからなのではないかなぁ・・・と。

だから私もブログで毒舌を吐きながらも、
正しく生きていれば
「まぁ、あの人だからね(苦笑)」
と、「苦笑」で済まされるかなと。

毒舌を吐く、悪いおばちゃんでは身も蓋もないですものね^^;
清く正しく生きていきます~^^

マミマミさん、これからもよろしくお願いしますねw
2014.04.25 16:44 | URL | #- [edit]

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