ことりログ

日々のつぶやきをつらつらと

In one of the stars I shall be living. In one of them I shall be laughing. And so it will be as if all the stars will be laughing when you look at the sky at night.

そんな言葉を聞くなんて

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以前からここでも書いている通り、
アニーはいつの頃からか
「食べることは義務」
としか思っていないように見えました。



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アニーが小さい頃から、
「この子の食欲はなんかおかしい」
と感じることがありました。


小さい体なのに、ある特定のものを爆食いするのです。


食べるものはその時によっても違うのですが、
忘れられないのが、みたらし団子を与えた時。


あまりに食べ続けるので怖くなって取り上げたことがありました。
確かアニーが三歳の頃です。


それを友達で、当時アニーより2歳年上の子供を持つ先輩ママの栄養士さんに話したところ、
「いいじゃない、お菓子って言ったってお団子なら。お米をたくさん食べているようなものじゃない?」
と言われました。


うーん、確かにそうなのかもなぁと思っていたら、そのママ友達が
「これ、アニーちゃんが好きだっていうから」
と、量り売りのみたらし団子を2パック買って遊びに来てくれたのです。


大喜びのアニー。
早速食べ始めると、あっという間に1パック完食。

そして2パック目に手を出そうとした時、さすがの栄養士の友達も、
「ちょ、ちょ、ちょっと、アニーちゃん、もうそれくらいでやめておこう?お腹が爆発しちゃうよ?」
と止めに入ったほど、その食べっぷりに驚いていました。


その後もムラがありつつも、食べたいという気持ちは旺盛ながら、
いかんせん胃袋のサイズがついて行かず・・という感じ。
アニー的には食べたいのに入らない・・・というもどかしい思いを感じていたのでしょう。


そうこうするうちに、朝はお腹が痛かったり緩かったりと、学校生活を送るのに不安になる要素も見られ始め、
アニー本人も
「どうすれば痛くならないのか?」
を考え・試しを繰り返し。


そのうち「受験」という大きなプレッシャーの中、自然と食欲が失せていくようになり、
最終的には本当に食の細い子になって行ったのでした。


アニーに対して心配事はたくさんたくさんありましたが、
私が最後の最後まで気をもんでいたのはやはり食べること。


ましてや突然一人暮らしをすることになったのですから、その心配たるやもう・・・


とにかく、食費だけはケチらないよう、食べたい物を食べるようにと言い渡し、
生活にかかる費用はこちらでまかなえるものはまかない、仕送りを食費に使えるように工夫しました。



そんなアニーから4月にきたLINE。


「食べることだけが今の楽しみ」




涙。


この言葉から、ありとあらゆる想像をしました。
そんな勝手な想像で、心配になったり苦しくなったり、居ても立っても居られなくなったり。


それも一周ぐるりと回って最後には、
「食べることを楽しいと思ってくれて良かった」
というところに辿り着いたという・・・



食べることが楽しみだなんて、あのアニーから聞く日がくるなんて。
それがどういう事情であれ、「食べる」ということを放棄しなかったことにたくましさを感じました。



うちの母もそうなのですが、
どんなに大病を患っても、そんな中で一度も食欲を失ったことがありませんでした。

それどころか病床で、
「あー、〇〇が食べたい」
とばかり言っていたのですから・・・^_^;


でもそれを聞いて私は、
「あぁ、お母さんは大丈夫だ。食べることを放棄してないから」
と強く感じたのです。



食べることは生きること、と言いますが、母を見ていると本当にそう思います。

知り合いの方がなくなったという話を聞いた時も、
「病院に入院している2年間の間、一度も食事を摂らず、2年間ずっと点滴だけで命を繋いでいた」
と聞いて本当に驚きました。


人間って、点滴で二年も生きられるのか・・・


それはもちろん、家族にとってはそれでも命を繋いでほしいと思うだろうし、
食事が喉を通らない状態で2年生きてくれたのはとてもありがたいことです。


だけどやっぱり、できることならば命は食べ物でつなぎたい、と思うのです。


そんなことがあったからこそ、アニーが食べることが楽しみと言ってくれて本当に良かったなと思ったのでした。



進学や就職で子供が遠くに巣立ち、親はとにかくちゃんと食べているかどうかが心配です。
でもなんとかやっているものなのですよね、子供って。


とにかく、ボロは着ててもちゃんと食べて欲しい。
食べていれば、そうそうひどい考えもおきないとおもうのですが・・・どうだろ?


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