ことりログ

日々のつぶやきをつらつらと

In one of the stars I shall be living. In one of them I shall be laughing. And so it will be as if all the stars will be laughing when you look at the sky at night.

小学校の頃の思い出・朗読

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私はかなり田舎の小学校に通っていたのですが、
前にも書いたことがあるように、5年生の時にそんな田舎の先生にしては超珍しく優秀な先生がやってきました。

今でも覚えてます、父が言ったこと。
「今度の先生は千葉大を出たんだって!!」
て^_^;

いかにも田舎らしい話でしょ(笑)

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どこの大学を出たから優秀で、どこの大学を出たから優秀じゃなくて・・・
というつもりは全然ないけれど、
今考えても、まぁよくあんな僻地の小学校にあの先生が来てくれた・・・と、確かに親が驚くのもわかるような気がします。


そして、その先生が担任になってくれたことで、私にはその後の人生を大きく変えた・・・
というのは大袈裟かもしれないけれど、忘れられない出来事がありました。



とにかく田舎の小学校なので、
「元気が一番」
というような風潮がありました。


夏になれば
「日焼けコンテストで一番になる」ことがステイタスだったり(笑)、
当時唯一学校として誇れるのが水泳競技だけだったため、
夏の間は毎日二回、「特訓」と称してプールに入らされたり。


今では考えられないようなことがたくさんありました。
でも当時はそれが当たり前だったし、先生や学校に対して異議を唱える保護者はいなかったし。


でも私が今大人になって、何が嬉しいって
「濡れた水着を着ないでいい」
ということ。


これ、本気で言ってます。
それくらい、当時の私には苦痛なことでした。


今だったら水着も安いから、二枚持って行って体育の時間と放課後に入る水着は替えれば済むかも知らないけれど、
当時はきっとサイズアウトでもしなければ買わないようなものだったろうし、
なにより、
「濡れた水着を着るのが○ぬほど嫌」
と思う人でないと、この嫌さはわからないことなので。


残念ながらうちの母はその嫌さがわからなかったし、
私も家庭の事情を考えるとそんなことを言い出せなかったしね。

は~、辛かった。
でも今は濡れた水着を着ないで済んで本当に幸せ(笑)



まぁ、その先生に関しては優秀な女性の先生ではありましたが、
一方でかなりのヒステリーの持ち主だったと思います。


命令されることに従わなければならなかった当時の子供にとっては、
生きるためには先生の気分の波を読み取って対応していた感じ。


むしろそっち方面の暗い思い出の方が100倍くらいありますが、
それでもそんなことを全部吹き飛ばすほど、思い出に残っているのが、
先生が毎日帰りの時間に本の読み聞かせしてくれたこと。


それも、一回で読み終わるような短い本ではなく、
毎日数ページを何週間もかけて読み聞かせてくれました。


もちろんそんなことをしてくれた先生はその人だけ。
今でこそ小学校で「読み聞かせボランティア」なんかがありますが、
その先駆け中の先駆けですね。


私は本を読むのも大好きでしたが、先生が読んでくれる小説を聞くのも本当に好きでした。

ただ、クラスの中でそう思っている子供はあまりいなかったようで、
結局読み聞かせもその一冊だけで終わってしまいましたが。


その頃はまだ長い本を自分で読み切ることができなかったので、そんな長編小説を聞けることが嬉しかったなぁ。

持つだけでズシリとくる本が、毎日少しずつではあるけれど、左側のページが薄くなってきて、
それと同時に物語はどんどん深く面白くなってきて・・・

先生が
「今日が最後だよ」
と言った時の、物語が解決する楽しみと、終わってしまう寂しさで、悲しい気持ちになった、あの時。



私は親になり、残念ながら子供に読み聞かせることがあまり好きではなかったけれど、
それでも子供たちはよく本を読む子に育ってくれました。


小学生の頃の、こんなちょっとした出来事が、
その後の本に対する向き合い方や付き合い方を変えるようなことだったと思います。


その先生、しばらく後に教育委員会に行き、その後校長先生になって教員生活を終えたそうです。
あぁ、懐かしい話だわね。


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