ことりログ

日々のつぶやきをつらつらと

In one of the stars I shall be living. In one of them I shall be laughing. And so it will be as if all the stars will be laughing when you look at the sky at night.

つれづれノート28の中のキラリと光る言葉たち

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アニーの子育てに手を焼いていた頃、アニーがまだ2歳とか3歳の頃だったでしょうか。
銀色夏生という詩人が、日々の他愛ない出来事を綴っていく私的な日記、というもの。

アニーのぶっ飛んだというか・・・なかなかハードな子育ての中、
唯一の希望がこの本でした。


なにせ銀色さんの娘・カーカ(当時は「あーぼう」)を知った時は、
「良かった、世の中にはアニーよりも上がいるんだ」
と本当にホッとしたので。


 

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そんな「つれづれノート」も今は28巻が発売されています。
当初は年一冊ペースだったのですが、途中から半年に一冊ペースになり。


ファンとしては願ってもいないことだったのですが、
どうも途中から銀色さんの路線というか、生き方が変わってしまい。

スピリチュアルに傾倒して行った頃から読んでいても疑問を抱くようになり、
さらには周りにいる編集者の不愉快なまでのおだて、
そして読者(というより信者に近い)からのベタ褒めメールのコピペ・・・

私もそうですが、このあたりから長年のファンが一気に減っていった頃だと思います。


銀色さんの良さって、人が苦手で家にこもって一人であれこれ考えをめぐらすところだったのに、
なぜか教祖のようなことをするようになってしまって、その部分が本当に残念でした。

そのあたりから私も本を全く買わなくなっていたのですが、
唯一気になっていたのが、赤ちゃんの頃から読んで知っていて、まるで遠くの親戚のような感覚の
かーかとさくのその後。

銀色さんは自分の好きなことを好きなようにやっているからいいけれど、
かーかとさく、特に私はかーかへの思い入れが強かったから、二人の成長を見届けたい気持ちというか。


しかしこれ、私だけでなく長年のつれづれファンはみな同じのようで。

「本は買わないけど、毎回写真の部分だけチェックしてかーかとさくの成長を確認してる」
という方がとても多いよう。

私も一時期はこれでしたが、数年前から私の方も少しだけ気持ちの変化があり、
その時偶然興味を持っていたスピリチュアル関係のことを、
もう何年も前に銀色さんが体験済みでそのことを本に書いてあったということを知り、
そこからまた「つれづれ」に戻ってきた・・・という感じ。


とはいえ、その頃の本はさっきも書いたように信者からの褒めたたえメールのコピペが多くて、
不快だったからそこはサクサク飛ばして読んでいたくらい苦手。


ただ、銀色さんの中でまた変化もあったようで、
ここ1~2年のつれづれはぐっと読みやすくなり、以前のつれづれに戻ってきた感はあります。


そして先日発売された「つれづれノート28」を今読んでいる最中。


新しい恋人?の出現で非常に読んでいてもやもやします。
この存在を思春期のさくやカーカはどう思ってるんだろ?
そこに全く、不自然なほどの触れていないので。


そして、これはまた偶然なのだけど、
今私も運動の重要さを今さらながらわかったので毎日運動をしているところなのですが、
ナントこのつれづれのサブタイトルも
「運動の半年」!!

これまで運動が苦手でジムに入会してもほとんど通わずに退会していた銀色さん、
今回は異常なほど(笑)ジム通いを続けています。

半年と区切ったからできたことのようですが。

それにしても文中に出てくるカリキュラムがとても魅力的で、講師も良さそう。
このジム、どこのジムだろ・・・とあたりをつけたところ出てきたのですが、
うわっ!やっぱり高い(;・∀・)



・・・とまぁ、こういう庶民ができないことを読んで体験できるのがこの本の魅力なわけで、
以前は半年間海外生活を続けていた時もあって、
そういう破天荒な、普通の人にはできないことを、特に感動もなく淡々と語るのがつれづれの良いところだったわけで。


そういう意味では「高いジム上等!」なわけです。


と、私の運動意識と銀色さんの運動生活が偶然リンクしたこともあり、楽しく読み進められました。
ただ、今回の内容も運動に興味がない人にとってはかなりつまらない巻だったようです。
ま、そりゃそうか。


それから、以前のつれづれの中には、きらりと光る言葉がちりばめられていて、
その時に感じなくても、読み返した時にそこがキラッと光ったり、
自分のその時の状態によって響く場所が違うというのも魅力的。


これまでもたくさんのキラッをもらってきましたが、今回のキラッはこれ。




「中村勘三郎が亡くなるまでの半年を奥さんがつづった本を読む。
こういう闘病記を昔から時々読むけど、読むたびに状況をリアルに想像してしまい、その画面がなかなか去らずにつらく苦しくなる。

そしていつも私は私の人生だけを体験すればいいんだからと自分に言い聞かせる。


いいことも悪いことも自分のだけやり過ごせばいいんだから。
他の人に起こった出来事を自分が受けたような、これから受けるような気持ちにならないように。
想像が妄想を呼び、気持ちが沈まないように」



これ、ものすごくよくわかって、思わず付箋を貼ってしまった部分。
キラッと光る・・・という言葉ではないけれど、いつも私が感じていたことを抜き出してもらったような気持ちになったので。


そう、以前も書いたけれど私は人から相談をされることが多くて、
この間なんかも重い病気の話を打ち明けられ、もうそれが重くて重くて重くて。

かなりしばらくの間、その話が私の中に居座り続けてしまって気が重かったのだけど、
まさに銀色さんと同じ。

そしてそれに対しての銀色さんの対処法・気持ちの持ちようなどが書かれていたのが、
今の私にとっての救いの部分だったというか。


これをまた後で読み返した時には、止まることもなく読み進める場所になるだろうし、
それは私の中で解決した過去のことなのでそれでいいわけで。
毎回読むたびに
「これはいい言葉だわ」
と思うことなんてそんなにあるものじゃなくて、その時に感じればいいだけだと思うのです。


だから今回のつれづれは、総合的な意味で今の自分にとって参考になることばかりでした。
くまちゃんの部分はホント嫌だけど。


それから、これもキラッと光る・・・という言葉じゃないのだけど、
私が銀色さんに昔から感じていた共通点なのですがこんなところ。



「今日はプールへ。寒さのせいかクラブ内も人が少ない。
短髪先生がこんな寒い日に来ていただいてありがとうございますって言ってた。

次はトッピー先生のダンス。人数は四人。プール脇のトッピー先生を見ながら四人で水の中で踊る。

バチャバチャ水しぶきをあげながらフラメンコやフォークロアを。
私を含めたひん死の鳥のようなバタバタした動きを見ていると笑いがこみ上げてくる。
なんというか、とってもおもしろい。かわいい。妙に私のツボをつく」


ひん死の鳥がバタバタ(笑)
こういう、頭の中が常に冷静で客観的に見ているところが面白くて、
私もこういう部分があるので楽しめるところ。

絶対に笑っちゃいけない、それは人としてどうかという場面、で笑いがこみ上げてくる私。
それを自分でも「私って・・・」と思ってきたけれど、なんだ、同じ人がいるんじゃん!みたいな安心感?

まぁいずれにせよ人としてどうか、ですけど。



しばらくは銀色さんも仕事をつれづれノートだけに絞るようで、
今後もちょっと楽しみになったかな。どうだろ。


まとめとしては・・・
これまでのつれづれファンが好きか嫌いかは、今運動に興味があるか・ないかで大きく変わる巻、というところかな。



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