ことりログ

日々のつぶやきをつらつらと

In one of the stars I shall be living. In one of them I shall be laughing. And so it will be as if all the stars will be laughing when you look at the sky at night.

毒親 その2

2

私は自分の子育てで、子供に対して一生懸命やってきたか?と聞かれれば、
「はいっ、自分を犠牲にしてやってきました!!」
と言えます。


・・・いえ、今までは言えました。
でもそれは見方を変えれば
「単なる自己満足?」
とも取れるなという気がしてきたのです。

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きっかけはトートの言葉。


「お父さんの言葉はジョークで流せるけど、お母さんの愛情は重いんだよ」



自分の子供に向ける愛情が重いと言われた時のショックって・・・想像できます?

こんな時、それこそオットーのようなタイプなら
「ははは~」
と笑って流せるでしょう。


でも、それこそ私は自分の時間も全て犠牲にして(犠牲と思ったわけじゃないけど)、
食べたいと言われれば自分の夕飯のおかずも差し出し、
遊びに誘われても子育て中は子供が最優先と断り続け。


それは自分が楽しかったから別にいいのですが、そんな風に言われるとね、
やっぱり悲しくなります。


昨日の話じゃないけれど、
「母にだけでなく、今度は子供にまでダメ出しされたか・・・」
と落ち込みます。


まぁでもね、トートはいいんです。
確かに私の愛情が重かったかもしれません。だって本当に可愛かったし(笑)
可愛いものを「可愛い可愛い」と言って育てて何が悪いの?と言いたいです。


だからもういいのです。
なぜならトートの気持ちがわかったから。

重いと言われたのだから、これからは軽くしていくだけ。
この場合「距離をおく」ということでしょうか。


そもそもトートとの蜜月は終焉にさしかかっていたところだったので、
ちょうどいいっちゃぁちょうどいいかな。

親と子の第二章の始まりという感じ。



気がかりなのはアニー。


この子は何にも言わないし、私に対していろいろな感情はあるのだろうけど、
それを表に出さなかったし。

例えば先ほどの夕飯の話。
アニーは自分の皿に乗った分を理解して食べる子。

でもトートはパクパクパクッと先に全部食べ、
「おかわり!」
という子。


メインのおかずなんて出した以外はもう残ってないから、
「じゃぁお母さんの食べる?」
と聞くと
「うん!!」
と私の皿のおかずを全部持って行きます。


でもそれを見たアニーは
「信じられない!どうしてトートはそういうことをするんだ?」
と怒ります。

私も自分が長女だったからアニーのこの気持ちがよくわかるのです。
だから
「アニーは?食べる?」
と必ず聞きます。

するとアニーは遠慮して
「いや、自分の分があるからいらない」
と答えます。


きっとオットーなら
「そうか」
と言って自分の分をアニーには少しもやらずにトートに全部あげるでしょう。

そして
「だっていらないって言うたやん」
と言うでしょう。


でも・・・私はアニーの気持ちが痛いほどよくわかります。
自分は食べたいけど、自分がそう言ったらお母さんの分がなくなっちゃうから我慢する、
そう選択しているはず。

なぜなら私がずっとそうだったから。
子どもの頃ずっと、自分が欲しい物や食べたい気持ちをグッと我慢してきたから、アニーの気持ちが手に取るようにわかるのです。

だからこういう場面では、
「そんなこと言わずに~、遠慮なく食べやっせ」
と言って、アニーの皿とトートの皿に等分に乗せます。これが私の子育て。
オットーと大分違うのがわかるかと思います。


別にどっちがいいというわけじゃないし、
アニーはいらないと口では言ったのだからというオット―の言い分もわかるし。


ただそういう優しいところがあるアニーだから、
私が毒親な子育てをしてしまっていたとしても、自分の気持ちを表に出せずに苦しんできてしまったのではないかなと不安になるのです。



まぁでも過ぎてしまったことはいくら不安に感じても仕方がないことですが。







「しくじり先生」という番組をご存知でしょうか。
そこに先日、あの体操の内村選手のお母さんが「子供を溺愛してしまい子育てをしくじった先生」として登場しました。




見終わって思った、素直な私の感想。

「子供を溺愛して何が悪いの?」



以前テレビで内村選手が母親の事を
「迷惑」とか「恥ずかしい」と言っていたのを見たことがあります。


確かに・・・
あのお母さんの応援は、内村選手にとって恥ずかしいと感じる年齢の時もあったと思います。


それは十分わかった上で、それを見ていた時、私は
「まだまだ子供なんだな」
と思ったし、正直内村選手に対する評価は自分の中で落ちました。

わかるけど、そんなことをテレビで言わなくても・・・ね。


内村選手の恥ずかしいという気持ちもわかるけれど、
どうしてもお母さん側の気持ちで見てしまいます、こういう番組は。


確かにお母さんのパフォーマンスは派手でした。
でも・・・大好きな子供が次々を技を決めていき、金メダルを取る姿に、興奮しない理由はないでしょう。


番組の性質上、溺愛することを反省し、これからは子供と適正な距離を保つ云々で〆ていました。
でも溺愛を反省することなんてないと思うけどな~と。

むしろ内村選手がそんなお母さんをも笑って受け入れられるようになったら、やっと本当に親離れ出来たんだな、と思うなと。


気合いだ!!のアニマル浜口を、全部受け入れて嫌な顔一つするどころか
「尊敬している」
と言い切れる娘・京子さん。


この二つの家族の違いは何なのでしょうね。京子さんこそもっと恥ずかしがったり嫌がったりしてもいいと思うし、むしろそれが普通のような気がしていたけれど。



母が良かれと思ってやっていたことが私には重かったように、
私が良かれと思ってやってきたことが、アニーに重かったのなら・・・

そう思うと胸がザワザワしてきます。
ただ一つだけ、アニーが私と違うことは、私のそばから離れられたことかな。
それは唯一、良かったことなのかもしれません。


私は母から離れたくて離れなくて仕方がなかったけれど離れられなかったから、
私と言うもしかしたら毒親の影響を今後受けなくて済むだけ、アニーは救われたと思いたいのです。



☆゜.+:。゜ 今日も読んでいただきありがとうございます ゜.+:。゜☆

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2 Comments

タクタクママ says..."同じ思いですよ〜"
kotori様

先日からブログを読ませていただいており、毎日更新された記事を楽しみにしております。

今回「毒親」の文字を見て「えっ?kotoriさんも・・・」と思わず我慢できずにコメントしてしまいました。

私も同じ思いで生きております。
「自分に自信がない」
「なにをやってもだめ」
「自分に生きる価値がない」

そう思って生きて来た人生です。
ちなみに長女です。(長男長女の呪い?)

35歳で母親より手のかかる夫と出会い(次男です)、やっと母親から距離をとることができ、40歳で子供を産み、母親の過干渉が始まったのですが、「雛を守る親鳥」さながら母親と決別し、10年。

子育てを通して自分自身が大人になることができました。
やっと・・・の思いです。

ところが昨年ある事情で同居せざるを得ず、同居。
あっという間に過干渉に逆戻り。

そこでわかったこと。
親の存在って大きいのですね。
子供にとっては「すべて」

特に長男長女にとっての母親は「すべて」

善悪の基準も母親次第。
次男次女はもう一人の「すべて」は兄姉ですから、そもそもスタートが違います。

半年ほど同居をしたところで母親と大げんか。
「あんたはなんでそうなの!」
「ぜんぜんだめ!」
と言われ続け、もうこれはダメだと思い
「ダメならダメで結構。私は今の自分が大好き!」と叫びました。
その時やっと楽になりました。

もちろんその後も同居は続けていて、平行線ですが(笑)

50歳になってやっと自分を取り戻した?私です。

アニーくんの一人暮らしは正解です。
私も早く手放そうと思っています。(まだまだ時間がかかりますが)
子供は親を乗り越えて親より大きくならないと。

(ちなみにうちの母親は長女、次女と結婚した後、三女に「結婚しなくていいから家にいなさい」と言った人間です)

先日の自転車のお話もコメントしたかったのですが、なかなか時間がとれず・・・

我が家もオットーと同じです。
うちの夫も「なんでそれくらいできない?自分が子供のころはそれくらい出来て当たり前」という人です。(言い方は少し違いますが)

でも彼は次男なんですよね。
確かに教わった記憶はないかもしれないけれど、彼の前には初めてのことに苦労をしている長男くんがいたはずで。
(ちなみに夫の長男くんも母の呪縛から逃れられていません)

先日もパンク、夫に修理する時間はないので、自転車屋さんに持っていくというと「それくらい子供がいけるでしょ。わしは自分で言ったけどな。」

「昔は町の自転車屋さんがあって、子供が行っても親の顔を知ってるから直してくれた。今は大きな自転車屋さんで、先に見積もりをとったり料金の説明をしてオーケーがとれてから修理するところが多い。小学生が行って受け付けてくれるところは少ないと思う」と言ってやっと納得してもらった次第。

長々のコメントになってしまいました。
ブログ楽しみにしています。


2015.11.20 06:51 | URL | #- [edit]
タクタクママ様 says...""
タクタクママさん、コメントをありがとうございます。
コメントに書かれいていることがどれもこれも心にしみました。
同じ思いをしてきた方が読んでくださる、それだけで少し救われる気持ちになります。

私も結婚してやっと母と距離を置けたと思いまいしたが、
初孫ができたと同時に逆戻り。
うちの場合は外孫になるわけですが、近くに住んでいるからもう「自分のもの」状態でした。

ありがたいところはたくさんあったけれど、同じくらい困ったこともたくさんありました。
でもそれらはもういいんです。

やっぱり私の場合、常に私を否定するところが今も苦しいですね。
こればかりは誰かに「そんなことないよ」と言ってもらってもダメなんです。
自分がそう思わないことには。

考え方の癖だから直せそうだけど、なかなか根は深いです。
それだけ子供を育てるって怖い事なのですよね・・・

とにかく、アニーが外に出てくれて良かったと思います。
私も必要以上に干渉しなくて済むし。


あぁ、それにしても子育てってなんでしょうね。
私はやっぱり今でも母の干渉が苦しいです。
2015.11.20 16:23 | URL | #- [edit]

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