ことりログ

日々のつぶやきをつらつらと

In one of the stars I shall be living. In one of them I shall be laughing. And so it will be as if all the stars will be laughing when you look at the sky at night.

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立ち直りのプラクティス

2

アニーが帰っていきました。

わかっちゃいたけど、そして何度も何度も同じ経験をしてきたけれど、
あぁ、やっぱり苦しいね。



 

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思えばこの苦しい気持ちを味わったのが4年前のオットーの単身赴任を送り出した時。
今考えるとあの時の救いは、アニーとトートがいてくれたことだったなと。

いたって別に何をしてくれたわけじゃないんですよ?
ただ 「いてくれた」 だけ。
本人たちにとっては、私がこんな風に感謝していることすら知らないでしょう。

でも二人がいてくれて、いつものようにじゃれ合ってくれていたから。そんな姿を見ているうちに何とか立ち直れました。
強制的に日常生活を送らなきゃならないということも良かったのかもしれません。


以来、オットーが帰って来て、そしてアパートに戻るたびにこの苦しい気持ちはやってきます。

そしてアニーが巣立ち、その苦しい気持ちはオットーの時とはまた比べられないほど、引き裂かれそうな苦しみとの戦いでした。

私が子供だけに依存して、子供だけを生きがいとして生活してきてしまったツケですね。


春休み・夏休み、そして冬休みと帰省してくれるたびに、嬉しい気持ちの反面、毎回引き裂かれるような思いをしなければなりません。

何度も繰り返しているのに、一向に慣れる気配がないとは。とほほ。



アパートに戻る日、駅まで送っていく車の中、しんみりしたくないし、黙っていると悲しくなってくるので私は無理矢理しゃべり続けてしまいます。
明るくおどけて。

話題がなくなって話すのを止めてしまうと途端に悲しみに襲われるので、とにかく喋り続けるのです。



今日は空がきれいだねぇ。
風が強くなかったらホントにいい天気だったのにね。
今通った人、見た?可愛い靴はいてたね。
あれ、こんなところにこんな標識出てたっけ?
ここを曲がったところにあるカフェに行ってみたいんだよね。
この店、いつも混んでるけど全然美味しくないんだよ。
今度帰ってきた時に一緒にパンケーキを食べに行こうね。


そしてあっという間に駅につき別れの時。

「元気でね!」
なんてうっかり言ってしまうと涙が出てくるから禁句。
本当はハグしたいけど、そんなことしたら泣いちゃうから握手で我慢。

もっとかけたい言葉がたくさんあるけど、そんなことをこの場面で言おうものなら大変なことになるので別れはさっぱりと。


大丈夫、そこの角を曲がったら思う存分泣けるから。


花粉の季節で良かったって思えるのは、春の帰省の特権かも。
目が真っ赤になってても変に思われないから。


何度も何度も繰り返してきた別れなのに、そのたびに悲しい。
そのたびに新しい悲しみが増えてくる。

経験って人を成長させるものだけど、この場合だけは別。
経験が私をどんどん臆病にさせてる。
「別れがこんなに辛いなら、もう帰ってこなくてもいい」って思うほどに。


この感覚・・・何かに似てるとずっと思っていました。
今回それがやっとわかりました。


「傷口から血が流れ続けている」


そう、これ。
ドクドクと音を立てて傷口から血が流れている感覚、そんな感じ。

それは日を追うごとに止まってきて、いずれは傷口がふさがるのだけど、
かさぶた状態になっても、アニーのベッドや机、読んでいた本なんかを見るたびにまた傷口が開く、そして血が流れる。

これの繰り返し。

だから体は貧血状態になり、生きる気持ちや力を失っていく。
でも私にはまだトートがいるから、トートのために無理矢理毎日を生きなければならない。

それは救いでもあるけれど、無理をしているわけだから当然体に・・・この場合は「心に負担」がかかるようになる。

そしてこの心の負担が記憶に深く深く刻まれ、次に会うことを拒みたくなるほどになるのです。




でも・・・今回はほんの少しだけど成長していた自分を発見。


1人で泣くならジムに行って汗を流そうって思ったこと。
悲しみを紛らわすお酒を飲むより、楽しい時にだけ飲もうと思ったこと。


苦しい経験をしたことの代償としたらあまりにもちっぽけな成長だし、
それくらいの成長なら苦しい思いをしない方がいい。

だけど苦しさは必ずやってくる、そしてこの先も確実に。





ジムで汗を流そう。泣いてもいいけど、汗も流そう。


いい匂いの柔軟剤を買おう。


美味しいチョコレートを一粒ずつゆっくり味わおう。


コメディドラマを見て声を出して笑おう。


ちゃんとご飯を食べよう。いつもより丁寧に作ろう。



いつも通りの暮らしにちょっとだけ楽しみをプラスして、
いつもの日常に戻って行こう。

そうすればきっと、この先何が起きてもまたいつもの日常に戻れるようになるだろうから。
毎日が練習だ。
練習は絶対に裏切らないから。








・・・と、ここで電話が。
知らない番号からの着信、いつもならスルーするけどなぜか今回は出てしまった。


「もしもし・・・?」


早口でまくしたてる誰か。
間違い電話じゃないのはうちの苗字をちゃんと言ったから。

丁寧だけど、でも高圧的な、私の苦手な口調でぐいぐいと押してくる。

回ってなかった頭をフル回転させ、早口の速度に頭を合わせる。
そしてわかったこと。






アニー、今月中にアパートを出なきゃならないことが判明(゚Д゚)ノ



えぇぇぇぇぇっ!? 




とんだ置き土産を残していきました、アニー。
ある意味、さすが。話題にはことかきません。
おかげで涙も吹っ飛んだぜ。


こういうところがアニーの面白い(?)ところ。
さて、どうなるのか。





☆゜.+:。゜ 今日も読んでいただきありがとうございます ゜.+:。゜☆
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-2 Comments

歌穂 says...""
親とは寂しさに耐えて生きるもの…などと悟り始めたこの頃なのでしみじみ読んでいたのですが、驚愕のオチが!えー!!!

息子のアパートを探すとき大変苦労したので、もうあんな面倒なことしたくない。恐ろしいです。
2017.03.14 10:07 | URL | #- [edit]
歌穂様 says...""
> 親とは寂しさに耐えて生きるもの

まさにそうかもしれませんね。
そしてその寂しさはこれから一生続く・・・;つД`)

高橋一生!!(゚Д゚)ノ  ←一生繋がり


ホント、アパート探しって大変ですよね。
私もまたあの苦労をするなんて思ってもいなかった(>_<)
しかもまたしてもギリギリで(T_T)

♪ギリギリでいつも生きていたいから AH~ by.KAT-TUN

若干壊れ気味の私です(-_-;)
2017.03.16 08:58 | URL | #- [edit]

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